以下は、初めて、windowsタブレットを買おうとしている人へのアドバイスである。
多くの人が、「PCがwindowsだったので、タブレットもwindows」という感じで選んでいると思う。わたしもそうだった。
しかし、仕事等で「オフィス」をよく使うといった相応の理由がないのなら、windowsタブレットを無理して使う必要はない。
出先で、エクセルをチョコチョコいじったり、ワードで書類を作ったりするなら、windowsタブレットは有用だ。
スマホでもアプリでオフィスはある。しかし、スマホ本体のスペックが相対的に低いため、また、マイクロソフトの開発力により、あまり使い勝手はよくない。
これが、windowsタブレットなら、そもそもはPCなので、そこそこのスペックがあり、順調な作業が可能になる。
しかし、単にメールを見たり、路線をネットで調べたり、SNSをしたりするなどの『日常用途』では、絶対的に、アンドロイドやipadのほうが勝手が良い。
というのも、アンドロイドやipadは、ボタンを押せばすぐに立ち上がるからで、利便性は、圧倒的にアンドロイドやipadのほうが良いのである。
日常用途の理由から、windowsタブレットを買うのは、完全な誤りである。
当方、2~3台、windowsタブレットを所有しているが、改めて、windowsタブレットを買う必要はないと断言する。
「高速スタートアップ」は即無効
windowsタブレットには、「高速スタートアップ」機能がある。
が、これを有効にしていると、WIFIが消えたりするなど、ハードウェアのトラブルが多く、windows8や10では、一番最初にこれを無効化するのが定番となっている。
「高速スタートアップ」を無効化すると、「完全シャットダウン」をするわけだが、立ち上がりに最低でも20秒以上はかかる。
ボタン1つで即起動・即利用できるアンドロイドやipadに比べたら、ウサギと配偶者くらい、機敏さが違う。
windowsタブレットの立ち上がりの遅さは、致命的である。
はっきり言って、絶対に手が伸びない。
軽い調べごとは、ほとんどスマホになるはずだ。
ほとんどはスマホで代用可能
ごぞんじのように、動画の閲覧、メール等々は、すべて、スマホで代用可能である。
先に述べたが、windowsタブレットを使う“積極的な”理由は、オフィス関係くらいしかない。あと、「お絵かき関係」で使う可能性がある。
しかし、オフィスを使わない・お絵かきをしないなら、windowsタブレットも、そう使わないと考えておいてよい。
最初は、せっかく買ったのだからという性根から、無理からwindowsタブレットを立ち上げていても、次第に電源を押さなくなるはずだ。
ところで、わたくし事だが、オフィス以外で、windowsタブレットが役に立ったのは、「1回」だけである。
参考:windowsタブレットが、唯一、役に立ったわたしの例‐W-8BENのサイン
まとめ
繰り返すが、windowsタブレットを使う理由は、そう、ない。
であるから、「試しに」と思っている人は、windowsタブレットに大金を払ってはいけない。その支出は、絶対に報われない。
1台くらいは、買ってもいいだろう。ごく稀に、役立つこともあるし、“ダメ”さを体感するのも、時にはいい薬である。
しかし、windowsタブレットは、スマホに完敗していることを、即解できるはずだ。
windowsタブレットは、想像以上に使えないし、まず使わなくなる。
OSがどうとか、スペックがどうとか、メモリ数がどうとか、とは、まったく無関係に、windowsタブレットは使えない。
高スペックでも、低スペックでも、windowsタブレットは使えない。安物だろうが大枚をはたこうが、等しく使わなくなるのである。