タブレットPCというのは、スマホやノートPCと比べれば、数が出回っていない。
「数が出回らない→設計や生産がこなれていない」ためか、品質が安定しないことがある。それが新製品であっても、である。
(このメーカー、何年もタブレットを作っているから大丈夫だろう)と思っていたら、あるシリーズでは不具合はそうなかったのに、別のシリーズでは故障や不具合が多かったりする。
ぶっちゃけ、高価なタブレットPCより、安価なアンドロイドタブレットの方が壊れなかったりする。
ところで、タブレットPCの故障で最も典型的なのは、「液晶」である。やはり、触れる事が多いからだろう。
よって、タブレットPCを買う際は、「表示不良」「白シミ」「縦線」「横線」「焼き付き」などの液晶に関する語句で検索して、購入すべきである。
言うまでもなく、先に挙げた検索語句は、ほとんどすべてのタブレットに生じておかしくないものであるが、特定の機種やシリーズで、頻繁に起きている可能性があるのである。
んなもんで、少し調べるだけで、やばそうな機種やシリーズを避けることができる。
検索する際は、先に挙げた語句のほかにも、画面がらみのことも、検索しておきたい。
検索語句としては、「割れ」とか「強度」である。
どうしてかというと、タブレットの場合、画面に「ひび」が入ると、タッチが効かなくなることが多く、そうなると、タブレットが無用の長物と化すからである。
割れやすい・割れたという報告が多々あるものは、避けるべきである。
『タッチが効かないタブレットほど使えないものはない』と、経験者は断言する。
実を言うと…、
先の主張は、実を言うと、わたしが購入予定のタブレットPCに、『違和感』を感じたからである。
中古やヤフオクにて、購入予定のタブレットが出回りだしたのだが、なぜか、先の検索語句のような「症状」のあるものが、“一斉一気”に売りに出ていたのである。
こういう、ある特定のシリーズだけ、不良・不具合が目立つ現象は、タブレットでは初めてであった。
中古であるから、ある程度、年数が経ているわけだが、先の画像のブツは、販売開始後、2~3年しか経っていない。10年経過したものならわかるが、2~3年で表示不良はどうなのか?といった次第だ。
当方、先のシリーズが購入候補だったが、中古市場のブツの動向を見るにつけ、(アレ、これ、まずいんでないの?!)と思い至ったのだった。
こうした次第で、先に挙げた検索語句で調べておけば、ある程度の『やばさ』を把握することができる。
見聞きする「なじみ」のメーカーでも、油断せず、調べておくのが望ましいと思った。
検索語句のまとめ
高価なタブレットを買う前は…、
表示不良
白シミ
縦線
焼き付き
割れ
強度
…あたりを検索して、購入予定のタブレットの該当例の多寡を確かめておきたい。
あと、「バッテリー」も、検索することを勧める。
なぜだか、バッテリーの減りが早かったり、バッテリーが完全に消耗したりするタブレットもあるからである。
バッテリーもタブレットPCの「肝」で、バッテリーを交換できる機種ならいいのだが、あまり数はない。
交換不可の場合、そのタブレットは、バッテリーが磨耗した時点で、「ゴミ」と化す。
使うだけ使って買い換える予定の人は、バッテリーをそう気にする必要はないが、長持ちさせたい人は、バッテリーにも、意を払うべきだと思われる。