「ペン」目的でwindowsタブレットの購入を考えている人は、タブレットであるのに、「ペン未対応」のものがあるから、注意してほしい。要は、「タッチ」はできるが、ペンは不可、といった次第だ。
中古屋やヤフオク等で、「仕様のはっきりしないもの」を買うときは、質問等を駆使して、ペンが使えるかどうかを確かめておく。
わたしは、「thinkpad Helix」の「3701-2J2」というタブレットPCを持っている。
この型番の凶悪なところは、「ペン」がついている(本体にペンを仕舞う穴があり、そこにペンが入っている)のに、「ペンの利用が不可」なところである。
当該ペンで画面を突いても、うんともすんとも言わないのだった。
当該PCは法人モデルのようで、詳細な仕様がわからず、値段に釣られて購入したのだった。
購入理由は、タブレットを「ノート」や「メモ」の代わりにしたかった、なのであるが、「ペン不可」のものを買ってしまい、己の浅慮を嘆いた次第である。
このように、タブレットPCには、“ペンが付いているのにペン不可”のものもあるので、よくよく仕様を読んでからにすべきである。
なお、「ペン不可」なのは、「コントロールパネル」の「システム」で確認できる。
「ペン不可」では…、
…となっていて、「10タッチ ポイントでのタッチサポート」となっている。
「ペン」という文字は、どこにもない。
ないのだから、使えない。
ペンが可能な表示
ところで、「ペン可能」だと…、
…のように、「10タッチ ポイントでのペンとwindowsタッチのフルサポート」表示される。
ペンが可能だと、このように、「ペンと」という“3文字”が追加されて表記されている。
当該画像のPCは、「thinkpad Helix2」という機種の「20CG0021JP」という型番のものである。
「windowsタブレットが、唯一、役に立ったわたしの例‐W-8BENのサイン」でも述べているが、「W-8BEN」のサインに利用したタブレットは、このタブレットである。
ペン利用を目的で、windowsタブレットを買うときは、まず、仕様書を読むべきである。「ペンの使用可」と表記されていれば安心だ。
しかし、「ペンが可能」という明言がないなら、質問等を通じて、使えるかどうかを確かめるべきである。
わたしのように、「ペンが付いているのに、ペンがダメ」という、摩訶不思議なタブレットPCに、引っかからないようにして欲しい。
アンパンを食べているから、その人は糖尿病ではない、とはいえない。「ペンが付いているから、ペンが使える」という常識が通用しないのがwindows tabletなのである。windows tabletのお蔭で、またひとつ、利巧になった。