HDDスタンド「FD2002」の単体でのクローン作りのコツと注意事項

本ページは、「HDDスタンド「FD2002」のレビューと個人的な使い方‐最悪を避けるために」の補足ページである。

取扱説明書を読めば、ほぼクローンを作ることができると思われる。

しかし、説明書をなくしたり、久々にクローンを作る際は、戸惑うことがある。

というのも、当該機械には、誤作動でクローン作成に入らないように、『特殊な操作』をするように設計されているからである。

以下に、FD2002を単体で、つまり、PCに繋げずに機体そのものにHDDなりSSDを2本差してクローンを作る際の、コツと注意事項を述べていく。

なお、うまく「クローン作成中」になるのは、下の画像のようになったときである。

POWERが黄緑色。

「-A-」と「-B-」がオレンジ色。

んで、パーセンテージの「25%」のところが青色で点滅していたら、「クローン作成中」である。

では、これに至るまでのコツと注意を見ていく。

大前提‐容量注意!!

まず、こういう単体でのクローン作りは、HDD・SSDの容量に注意する。

容量は…、

クローン先、つまり、「B」に差すもの>>>>>>クローン元、つまり、「A」に差すもの

…が原則である。

つまり、元の容量が1TBで、先が500GBだったりすると、クローン不可だ。

反対に、元の容量が320GBで、先が1TBなら、クローン可能といった次第だ。

経験者は語るが、クローン作りなどそうしないので、意外に上記の「容量の大小」にひっかかることがある。

(あれ、おかしいな、何で作動しないのか?)と不明に思ったときは、SSDなりHDDの容量を再確認である。

ボタン操作にご用心

結論から言うと、クローンを開始するには、「Cloneボタンを、力強く3秒押す。すると、100%のところが青く点滅するので、再度、力強くCloneボタンを押す」である。

まず、Cloneを3秒長押しである。

ぱちっと1回押しただけでは、何の反応もない。「3秒間」なので、注意しなくてはならない。

そして、次の注意は、ボタンが硬いので、力強く、ぐっと押すことである。

普通にぺろっと押しただけでは、作動していないことがよくある。(あれ、何で押したのに動かないの?)と、混乱の大元である。

ぐうっと押すことが、当該機械でのクローン作りのコツである。

まとめると、力強くCloenボタンを、3秒間押す、つまり、心の中で、ゆっくり1・2・3と数えて押し、指を離して、100%のところが青く点滅したら、ぐっと力強く、再度、Cloenボタンを押す、といった塩梅だ。

HDDスタンド「FD2002」でクローン作業に入らないときに、参考にしていただきたい。

参考‐amazon:HDDスタンド-FD2002

なお、クローンにかかる時間であるが、先に作ったケースでは、「元のHDDが120GBくらいだと2時間」といった感じである。

まあ、ドデカイ容量のものをクローンする場合、一晩放置するか、それか、データ等を外付けHDDに移動させるとよいだろう。

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