windows8やwindows10のタブレットPCなりノートPCが対象。
立ち上げてもいない・使ってもいないのに、バッテリーの減りが凄く早いときは、以下の処理をすると、問題が解決するときがある。試して解決すれば儲けものである。
・高速スタートアップを無効にする。
・WIFIを「オフ」にする。Bluetoothを「オフ」にする。
・使わないwindowsアプリを削除する。
・不要なソフトを削除する。
・周辺機器を外す。特に、ドッキング系のもの。
・一度、完全に放電して、充電してみる。
・コンセントを換えて充電してみる。
なお、「バッテリの減りが凄く早い」とは、たとえば、夜の0時に「80%」の充電状態だったのに、朝の10時には、“一切立ち上げていないのに”残量が「30%」以下になっているというような、『モバイル機としては、使いようのないほどの、バッテリーの減り方』である。
高速スタートアップを無効にする
一番怪しいのが、「高速スタートアップ」。
ごぞんじのように、windows8やwindows10には、誰も得をしない「高速スタートアップ」という機能がある。
当該「高速スタートアップ」が有効だと、「シャットダウン」しても、“完全に電源は切れておらず、バックグラウンドでは、PCが動いている状態”となっている。
未確認だが、スマホみたいに、メールの確認・アップデートの確認などを行なっているようで、これがバッテリーを食っているようである。
また、「高速スタートアップ」は、ハードウェアがらみのトラブルが多い。
即断に、「無効」にする。また、「無効」にして差し支えない。
設定の場所は、「コントロールパネル」→「システムとセキュリテイ」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作の変更」のところにある。
で、「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスを「外す」。これで無効となる。
特に、「新しくPCを買った人」は、旧機でやったのだが、新機では忘れていることが多いので、忘れずにやっておこう。
WIFIを「オフ」にする。Bluetoothを「オフ」にする。
当方の個人的な実感でしかないが、windows8やwindows10のタブレットPCは、「シャットダウン」しても、WIFIやBluetoothが動いている?のか、この2つが「オン」だと、バッテリーを食うように思う。
当方には、据え置きのthinkpadtablet2(windows8.1)があるが、両機能をオフにしていると、1週間くらいは平気でもっている。
windows10のthinkpad helixがあるが、同様である。
反対に、「オン」にしていると、減りが早い。
スマホのある今、多くのことはスマホでできる。タブレットPCをネットにつなげる必要がないなら、2つともオフにしておく。
使わないwindowsアプリを削除する。
使わないwindowsアプリを削除すると、問題が解決することがある。
怪しいwindowsアプリは、「ニュース」や「株価」、「メール」のアプリである。
当方のwindows8.1のタブレットPCで起きたことだが、「PC設定」でwindowsアプリを、ことごとく「オフ」にしていたが、どうもバックグラウンドで動いているようだ。
というのも、先の使わないwindowsアプリを、ことごとくアンインストールすると、バッテリーの減りが緩やかになったからである。
こういう次第で、プレインストールされているwindowsアプリを削除していけば、バッテリ問題が解決するかもしれない。
なお、windowsアプリは、「windowsストア」があれば、いくらでも再インストールできるので、バリバリ削除して支障はない。
WIFIを「オフ」にし、設定で「オフ」にしていても、動いているのでは?と疑いをもたれるwindowsアプリ。
ブラウザがあれば無用なwindowsアプリ。
誰も使わないだろうwindowsアプリ。
アンイストールの手間だけを強いるwindowsアプリ。
バッテリーの減りの元凶だったかもしれないwindowsアプリ。
windowsタブレットとマイクロソフトを、完全に見限った瞬間である。
『なんで普通に使えないんだ?』
不要なソフトを削除
プレインストールされているソフトで、使わないものを削除すると、バッテリ問題が和らぐことがある。
特に、「ネットに接続をする」ソフトが怪しい。
ソフトの設定が、「自動的に、アップデートの有無を確認する」的になっていると、バックグラウンドで、延々と送受信をしている危惧がある、といった塩梅だ。
当方は、まず、使わないウイルスソフト(ノートン)を削除した。
で、メーカーのCMソフトを削除した。当方のPCには、単に、新機種を広告するだけの無用なソフト(クリックして立ち上げると、○○新発売!と表示された。)があったので、削除した。
そのほか、メーカー製の不明なソフトも、できるだけ削除した。クラウド系などだ。
問題の解決に、あまり貢献しないようだが、これで解決すれば儲けものである。
周辺機器を外す。
イワシの頭も信心なみだが、周辺機器が付いていると、充電できてなかったり、PC上の表記がバグったりすることがある。
特に、ドッキング系のものは、怪しい。
一度、外して充電してみるのを勧める。
これで解決すれば儲けものである。
一度、完全に放電して、充電してみる。
我々の想像の斜め上を行くのが、マイクロソフトだ。だから、表示も疑ってみるべきである。
何らかのアレで、バッテリの表示がバグっているかもしれない。
つまり、「100%」充電と表示されていても、実際は、空っけつという寸法だ。
んなもんで、完全にバッテリを使い切って、ほいで、充電し直してみると、正確にバッテリの表示が“なされるかもしれない”。
コンセントを換えて充電してみる。
何を馬鹿なことをいってんだ、と我ながら思う。
しかし、windowsタブレットをいじっているのだから、その馬鹿さ加減がうつっても、仕方ない。
さて、当方のケースだが、電源タップで当該タブレットPCを充電していたのだが、なぜかしら、うまくいってなかった。
当該電源タップから、スマホも充電できているし、他のPCには給電がうまく行っているのに、なぜか、windowsタブレットだけ、充電がうまくできてなかった、という寸法だ。
ACアダプタを直にコンセントに刺して、充電してみると、しっかり充電できており、かつてのような、急激な減りはなくなった。
もしかしたら、であるが、表示上100%となっていても、内実ではちゃんと充電できていないため、バッテリーの数字が急激に減っていた可能性も、ごくわずかだが、考えられるのである。
当方、コンセント直刺し充電で、以前のような、急激な減りはなくなっている。
まとめ
当方は、上の処置で、何とかバッテリーが持つようになった。
オカルト的な、理屈に合わない「???」な処理が多いが、これでうまくいけば儲けものである。
ところで、もう、windowsタブレットは、“相応の理由がない限り”、買う必要も使う必要もない。
普通に使うのに、ここまで頭を捻らないといけないものを、意識的に買う理由はない。
普通に使えないものは、買わなくてよい。
好奇心からwindowsタブレットに興味を持つ人も入るだろうが、一般人なら、一切買う必要はないと、断言できる。
アップルやアンドロイドのタブレットを買うべきである。
当方、完全にwindowsタブレットを見限った。
なぜ、普通に使えないんだ?