先だって、PCのHDDのパーティションを変更しようとした。
フリーソフトの「AOMEI Partition Assistant」を、以前使った事があるので、今回も、これを使用しようと、公式からダウンロードした。
ダウンロードされるファイルは、「PAssist_Std.exe」という名前であった。
しかし、公式からダウンロードした「PAssist_Std.exe」を、ダブルクリックすると、ウイルスソフトがはじいてしまった、といった次第だ。
当方の使用しているウイルスソフトは、「PANDA DOME」である。軽くて気に入っている。
さて、当該PANDAは、先の「PAssist_Std.exe」を、「suspicious file neutralized」として、処理していた。
当該英文を翻訳したら、【疑わしいファイルは中和されました】という意味であった。
しかし、なのである。
公式から落としたものは、ウイルスソフトが“疑わしい”として駆逐したが、「Vector」などの大手フリーソフトサイトからダウンロードしたものは、ウイルスソフトは「無反応」だった。
ふつうに落として、ふつうにエグゼファイルをクリックすると、インストールが始まった。
んで、インストールされたので、ソフトを立ち上げ、変更作業を行なう。
別段、エラー表示やウイルスソフトの警告もなく、パーティションの変更は、終了した。
当方のウイルスソフトの動作如何でしかないが、「公式から落としたものは、ウイルスソフトが作動するが、他のサイトから落としたものは、反応が出ない」ということが起こりうるという記事である。
言いたい事は、次のとおりである。
定番のフリーソフトだからといって油断大敵
言いたい事は、定番のフリーソフトだが、安心はできないということだ。
今回の件を受けて、アレコレ調べてみると、過去、評価の高いフリーソフトが、新バージョンになるに連れて、不審な動きをするようになったという記事を、そこそこ見るようになった。
たとえば、かつて、風靡したクローンソフトである。
過去の使用者に不振な挙動はなかったのだろうが、今となっては「起きる」ようになっても、おかしくはない。向こうも商売だ。
定番だから、評価が高いからといって、油断はできない。気をつけるべきだろう。
さて、今回インストールした「AOMEI Partition Assistant」であるが、パーティションの変更をした後、即座に、アンインストールした。
パーティション変更など、1年に1回するかどうかなので、常駐しておく必要はないからである。
当該ソフトが、PCに対して不審なことをするかどうかは不明だが、「なくても別にいい」ので、アンインストールした次第である。
現在、パーティションの変更をしたPCに、以前と異なる『現象』は、起きていない。